【不登校体験記⑥】不登校は親子関係を見つめ直すための貴重な体験

前回の記事はコチラ↓

長女は小学2年からさみだれ登校が始まり、

4年生の途中から本格的に不登校になって約1年

次女は2年生で登校渋りがはじまり、

3年生から不登校になり半年過ぎました。

5回にわたって不登校体験記を書いてきましたが、

まだ完結しそうにありません。

そんな中でも、この数年間失敗を繰り返しながら、私自身が学ぶことで

良い方に変えて行けた考え方をまとめとして書いてみます。

あくまで私の教訓・考えですが、参考までに読んでいってください。

不登校上等!ピンチをチャンスに

誰だって不登校になる可能性がある。

私自身も不登校ママを経験した上で言いたいのは、

母親が、「私の育て方が間違っていたかもしれない」と

自分を責める必要はまったくないと言うこと。

ただ、

今までの子育てを一度振り返ったり

今後よりよい親子関係を築く為のいい機会が訪れた

と思えたら良いと思う。

いわゆる「普通」に学校に通えている家庭では見過ごされがちなチャンスが

我が家にはわかりやすく訪れてくれた!

くらいにポジティブに受け止めてもよい。

焦らずゆっくり丁寧に

例えば、夕飯の準備中に

冷蔵庫の中で残り物のスープを豪快にぶちまけちゃって

絶望的な気分…

仕方ない、一度中身を取り出して汚れたところをしっかり拭いて

整理しながら元に戻したら今までよりもスッキリ使えるようになった!

夕飯は少し遅れちゃったけど、

ここでこぼさなかったらいつまでもちゃんと掃除できなかったかも。

結果オーライ!みたいな。

例えがこれで良いのかは自信ないけど;

考え方次第でピンチはチャンスに変えられるということ。

慌ててその場しのぎの対処をしないで、

良いきっかけだと思ってゆっくり時間をかけて対応していった方が

結果的に良い方向に行くこともある。

無駄な時間などない

不登校の対応は冷蔵庫の中を片付けるように簡単にはいかないけれど

その代わり、「時間」をかける事は大切だと思っている。

遅い時間に起きてきて、勉強もせずにゲームやyoutubeばかり

周りの子たちは学校で授業を受けている時間なのに

せめて読書、タブレット学習、運動するとか

学校に行かない代わりに意味のあることをして欲しいのに誘っても全部拒否するし…。

無駄な時間ばかりが流れていく…。

と焦ってイライラしてばかりいた時があった。

でも小言を言い続けたり不満な顔をして過ごすよりも

コーヒーを片手に子供に近づいて

今子供たちがハマっているユーチューバーの話を聞いたり

好きなゲームで一緒に遊んだり

近くで鼻歌を歌いながら家事をしたり

子供たちの今の状態をフラットに受け止めて過ごしてみる。

「決して無駄な時間じゃない」

特別な”意味のあること”をしなくても

”穏やかな気持ちで居る” ことに意味を見出してみる

少なくともこの空間には「緊張」も「イライラ」も「辛さ」も存在していない

この状態が、見えないところでエネルギーとしてたまっているんだ。

「他の子とは違うスピードで、ちょっと遠回りをしながら」

子ども自身がそんなそぶりを見せていなくても、

親の私がそう自分に言い聞かせる。

「周りのネガティブな意見を想像したり見えない未来を憂いてクヨクヨすることの方が、よっぽど無駄な時間」

↑こんなことを書けるようになった自分はだいぶ成長したなと思える(笑)

反抗期ゆえの不登校という選択

これも成長の証

発達心理学によると、子供の反抗期は3段階に分かれている。

  • 2~3歳頃の第一次反抗期(いわゆるイヤイヤ期)
  • 6~9歳頃の中間反抗期
  • 10~12歳頃の第二次反抗期(思春期前後)

小学生ってどの学年も反抗期に該当してる(個人差あり)

自我が芽生え、大人に叱られたり指摘されると

それに対して自分なりの言い分を表すようになる。

まだまだ未熟な部分と自立したい部分とが入り混じっているので心は不安定、

うまく表現できないジレンマからその言動は荒々しくなる。

親から見たら、一生懸命育てているのに憎たらしい態度を取られるし

わざわざ困らせるような行動をとって来る。

でも反抗的な態度には理由があるし、

子供が自己を主張としようとするのは成長していく上で正常な行動。

対応の仕方次第で短期間で済むこともあれば問題行動に発展してしまうこともある。

それをちゃんとわかっていなかった私は一時期

「学校に行かない上にこんな態度までとられてもう限界!」

と心が折れそうになっていたことがあった。

でも不登校だから反抗的になっているわけではなくて

反抗期だからこそ不登校という選択をしていると考えることもできる。

親や先生に言われたとおりにやるだけじゃなく

自分の力でいったんレールから外れようとしているのかもしれない。

だから、不登校もちゃんと成長してる証ととらえることもできる。

うるせえくそババ!と言ったり

壁に穴を開けたり

学校に行かなかったり

どれも形は違えど、自我が芽生えた子供なりの不器用な主張なのだと考えてみる。

反抗期の子供に親ができる事

親が反抗期の子供にしてあげられることは

叱ったり間違いを正したり、厳しい態度をとる前に

荒い言動の裏にたくさんの葛藤を隠していることを理解してあげること。

話にきてくれた時はしっかり向き合って子供の考えを聞く。

安心できる場所を作ってあげる

そばにいてあげる

やり場のなくなった気持ちを無条件に受け止めてあげる。

勉強ができなくても

友達とうまく関われなくても

褒められるような行動をしていなくても

反抗的な口をきいたとしても

学校に行けなくても

「私はどんなあなたの事も大好きで、いつでも味方だよ」

という姿勢をとってあげることが何よりも大切なのだとわかった。

数年前の私ならこんなことは書けなかった。

当時そういうことが書いてある本や記事をいくつも読んだりしていたけど

「いやいやそうは言っても…」

と、すんなり受け入れられなかった。

だけど数年間模索し続けて

やっぱりこれに尽きるんだと確信することができた。

生まれた日の事を思い出す

命がけで出産して、生まれたての我が子を見た時

「休まず学校に行ってちゃんと勉強して良い成績をとって立派に成長して欲しい」

とは思わなかった。

「とにかく元気で笑っていてくれたらそれでいい」

と心から思ったママは私だけではないはず。

その時の気持ちに立ち返ると、

大きなけがや病気もなくこんなに大きく育ってくれた

それだけで十分!

反抗期・不登校、上等だぜ!!

とすら思えてくる。

最後に

親の考え方次第で不登校の我が子の位置づけは簡単に変わる

「親を困らせるめんどうな子、学校にいけないかわいそうな子」にもなるし

「今は学校に行かないと言う選択をしている子」

「一度立ち止まって悩みながらも自分と向き合おうとしている子」とも見ることもできる。

外側から見ただけではわからないから

内側でゆっくりゆっくり根を張っていると信じて見守る。

余計な手出し・口出しはせず

助けを求めてきた時には全力でうけとめる。

周りに何を言われても、親だけは我が子の力を信じてあげる。

親がそういった覚悟を持てるだけで親子間の空気がやわらかくなる。

それが、この先子供が自信を持って自分の道を進んでいけるベースになる。

私が子供を理想通りに変える事はできないけれど

私は私を変えていくことができた

だから子供も自分で変わる事はできる

‐‐‐

こういう考え方ができるようになった私は自分の事を前よりも好きになることができた。

それでもまだふと心配になったりイライラしたりすることは全然あるけど、

それもいったん受け止めて、一呼吸おいてから気持ちを立て直せるようになった。

娘が不登校になったからこそ気づけた事であり、ありがたい経験だと思える。

次回予告

さて、

ここまで不登校体験記として今までの経緯や私の学びを6回にわたりざーっと書いてきましたが

次回からは、過去のエピソードをもう少し掘り下げながらその時のしくじりポイントや

本当はこうできたらよかったという対処法などを具体的に書いていきたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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べに子
40代主婦/子供の不登校をきっかけに「子ども心理カウンセラー」「チャイルド心理カウンセラー」の資格を取得/不登校&反抗期真っただ中の2人娘を育てる日々の中で自身の成長、成功&失敗談をせきららにつづっていきます。(Amazonのアソシエイトとして収入を得ている記事、その他アフィリエイト広告を利用している記事も含まれています)