【不登校体験記①】登校を渋る娘に「とりあえず行こう」と声をかけ続けていたあの頃~しくじり不登校ママの学びの始まり~

「とりあえず行こう」を繰り返す毎日。

数年前、小学二年生だった長女が「学校に行きたくない」と言った日。

私は、その日もいつものように「とりあえず行こう!」と声をかけていました。

それが正しいことだと、信じて疑わなかった。

行ってしまえば「楽しかった」と帰ってくる。

一日でも休ませたら、サボり癖がつくかもしれない。

うちの子は、ここで休ませてはいけないタイプだと本気で思っていました。

――でも、あの時の私は考えもしなかった。

ここから、長くて深い「不登校ママ」としての旅が始まるなんて。

「行きたくない」は“怠け”だと思っていた

長女はもともと早起きが苦手で、

楽しみな行事の日はスッと起きるのに、何もない日はベッドから出てこない。

「行きたくない〜」と言いながらも、テンポよく支度を促せば結局準備を始めるから

私は「行きたくない=面倒くさいだけ」だと解釈していた。

幼稚園の頃も同じようなことがあって、

「なんだかんだ行けば楽しいんだから」と軽く流していた。

まじめに受け取らず、”勢いで登校させるのが正解”だと信じていた。

「とりあえず行きな!」と言い続けた結果…

それでも、日に日に「行きたくない」の頻度は増えていった。

最初は冗談っぽく言っていた声が、だんだん本気のトーンに変わっていく。

私は焦りながらも、「とりあえず行きな!」と機械的に声をかけていた。

真剣に取り合ったらダメだと思っていた。

「今日休ませたら、明日も休むかもしれない」

「長女が休んだら、次女も“ずるい!”って言い出すかもしれない」

「二人とも休んだら、私もしんどいし!」

そんな葛藤を抱えながら、

私は“母親として正しいことをしている”つもりでいた。

でも、やがてその言葉は娘に届かなくなって…。

「行きたくない」から「行かない」、そして「絶対行かない!」へ。

初めての欠席。

次の日も欠席。

やっと登校しても1時間だけ。

休んだり行ったりを繰り返す日々が続き――

この頃の私は、ただ毎日が苦痛で、

「どうしたらいいの…」と頭の中で何度もつぶやいていた。

あの頃の私に伝えたいこと

今振り返ると、「なんであんなに強引に行かせていたんだろう」と思います。

もっと話を聞いてあげればよかった。

頑なに「行きたくない」と言っていた娘のサインを、

受け止めてあげなかった自分が悔まれます。

当時の私は、「学校に行かない=よくないこと」としか考えられなかった。

もちろん、不登校の選択をしている子も増えているのは知っていたけど

我が家は違うんだと勝手に思い込んでいた。

「お友達も心配している」

「嫌だ、面倒くさいと思う事があってもみんな頑張って行っている

何とか“普通”に戻さなきゃと、娘を急かし、追い詰めていた。

でも、問題があったのは子どもじゃなくて、私の方だったのです。

不登校は「悪いこと」でも「直すべき問題」でもない。

誰にでも起こりうること

むしろ、親子関係を見直すチャンス

そう気づけたのは、遠回りして不登校ママになったからこそ。

今、同じように悩んでいる方へ

もし、あの頃の自分に声をかけられるなら

「大丈夫。休ませてもいいよ」と伝えたい。

不登校は、親としての“失敗”じゃない。

それはむしろ、子どもからの大切なサインであり、

親としての成長のきっかけでもあると思っています。

たくさん悩んで、泣いて、学んで――

あの日々があったからこそ、今の私がいます。

焦らなくて大丈夫。

急がば回れ」の気持ちで

少しずつ、親子で回復していけばいいのです。

まとめ

「あの日々は決して無駄じゃなかった」

そう思えるようになったのは、最近のこと。

当時の私は、そんなふうに考える余裕なんてありませんでした。

ここから、この経験を通してどう親子の関係が変化していったのかを、

次回以降の記事で書いていこうと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました

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べに子
40代主婦/子供の不登校をきっかけに「子ども心理カウンセラー」「チャイルド心理カウンセラー」の資格を取得/不登校&反抗期真っただ中の2人娘を育てる日々の中で自身の成長、成功&失敗談をせきららにつづっていきます。(Amazonのアソシエイトとして収入を得ている記事、その他アフィリエイト広告を利用している記事も含まれています)